頭が痛くなりやすい人必見!授乳中の頭痛対策5選

headache
ヘルスケア

妊娠出産を経て、楽しくも大変な育児。家族の協力が得られている家庭だと自分が体調を崩したときにも安心ですが、そうでないワンオペ育児を強要されている人にとっては死活問題…。
もともと女性に多い体調不良といえば頭痛ですが、風邪は予防できても頭痛はいつやってくるかわからない上、症状が出るとなにをするのもおっくうになってしまいますよね。我が子に優しく接する余裕もなくなってしまって自己嫌悪に陥ってしまうなんてことも。
特に授乳中だと「この薬飲んで大丈夫かな?」「赤ちゃんに影響はないかな?」と心配に思うことも多いはずです。

そんな不安や悩みを抱えている人のために、おすすめの頭痛対策を5つ紹介します。是非参考にしてみてください。

頭痛を起こしやすい人に共通する5つの生活習慣

「小さい頃からずっと偏頭痛持ち」「天気が悪くなると気圧が下がって頭が痛くなる」「仕事で疲れるとすぐに頭痛がする」。頭痛にお困りの方でもその症状はさまざまです。なかには嘔吐や動けないくらいの気分不良になってしまう人も。
まずは頭痛が起きやすい人に共通する生活習慣を5つ、見ていきましょう。

共通点1:湯船に浸からない

育児家事で忙しいと、どうしても自分のことは後回しにしがちで、入浴はシャワーで済ませる!なんて人も多いはずです。
でも、湯船に浸からないこの習慣は頭痛を引き起こす原因になりがち。シャワーでも体は温まりますが、湯船に浸かることで得られる「水圧効果」「浮力」などが得られません。水圧効果により適度に体が刺激され血流が促進されます。頭痛を引き起こす原因となる首こり、肩こりをほぐしてくれますので、是非湯船に浸かるように心がけてください。
ちなみに、最低でも15分以上、41度以下のお風呂に入ることで全身がほぐれやすくなります。

共通点2:たばこ・お酒を好む

授乳中のお母さんにはまずいないと思いますが、喫煙や飲酒も頭痛を引き起こす原因となります。特に、妊娠前にヘビースモーカーだった人は毛細血管がニコチンの副作用により縮まっていることが多くなるため、血流不良となり頭痛が起きやすくなります。
自身が吸ってなくても、家族が吸っている場合すぐにやめてもらうようにしましょう(難しいかもしれませんが…)。

共通点3:デスクワークが多い・多かった

猫背の姿勢になり目に負担をかけるデスクワークも頭痛の原因となります。
以前、パソコンをよく使う仕事をされていた人は頭痛が起きやすくなります。また最近ではスマートフォンの使いすぎによる頭痛も増えているようです。

共通点4:寝不足

十分な睡眠がとれていない場合、首や肩こりの原因はもとより、様々な体の不調を引き起こします。特に授乳期は夜泣きが原因で眠りが浅くなりがち。こればかりは配偶者や家族の理解と協力を得るほかありません。

共通点5:ストレス

特に多いのが育児家事のストレスによる頭痛。
精神的な負担が重なり、それが頭痛として表れてくるケースも多くあります。乳幼児の育児中は子どもから目が離せないのでなかなか気分転換する時間が取りにくいのも現状です。
ありきたりな方法ではありますが、好きな音楽を聞く、美味しいものを食べる、仲の良いママ友やなんでも話せる家族・友人に愚痴や悩みを聞いてもらうなど心がけるようにしましょう。

VERY掲載おしゃれマタニティ服CHOCOAマタニティウェアCHOCOAのサイトへ

試してみて欲しい頭痛対策5選

このように頭痛の原因はさまざまです。上記のうち複数に当てはまる方は下記の方法を試すことで、頭痛を和らげることができるかも知れません。

対策1:市販薬を服用する

「授乳中に薬を飲んで大丈夫?」と思う人も多いでしょう。もちろん、100パーセント完全に安全ですと断言することはできませんが、基本的に市販されている頭痛薬は授乳中の服用も問題ないとされているようです。ほかに紹介している頭痛対策の方法よりも即効性があるのが大きな特徴です。
値段も市販薬なら安価なものが多くあるので、どうしてもつらい時は我慢せずに薬に頼るのも立派な選択肢。
「どうしても薬が不安!」という場合は下記サイトをご参考にされてみるといいかもしれません。
参考:授乳中に安全に使用できると考えられている薬|国立成育医療研究センター

授乳中はできるだけ化学的なものは避けたいという人も多いはずですから、念のためかかりつけ医や薬局、ドラッグストアの薬剤師に相談してから頭痛薬を服用するのも良いでしょう。

対策2:肩回し体操をする

とっても簡単な体操です。朝起きたときや夕方前などの時間帯に、両肩を内巻きに10回、外巻きに10回、力をいれずゆっくりと肩周りをほぐすようなイメージで回してみてください。
肩は意識的に回さないと意外と動かさない部分なのでこり固まりがち。肩のこりを予防・緩和することで血流が良くなり、頭痛の緩和も期待されます。入浴後などの日課にして続けてみましょう。

対策3:カリウムを摂取する

頭痛の原因のひとつにむくみがあります。特に天気が悪くなると頭痛が起きやすくなるという場合は、カリウムが多く含まれる野菜や酵素、野菜ジュースなどを摂取するようにしましょう。

天気が悪くなると気圧が下がります。気圧が下がると全身にかかる圧力が小さくなりますのでその分体がむくみやすくなるのです。それは脳内も同じで、気圧が低いと脳が膨張し、血管や神経を圧迫して頭痛が起きるということが往々にしてあります。
そのむくみを少しでも減らしてくれるのがカリウムです。1日に必要な摂取量を大幅に超えない限り、授乳中のカリウム摂取は問題ないとされているようです。

対策4:入浴と音楽で定期的にストレス発散をする

ストレス発散といっても方法は人それぞれですし、この方法が効く!という人もいれば全く効かないという人もいます。ストレスは精神的な部分が大きいものなので、効いているのか効いていないのか、わかりにくいのがつらいですよね。
育児に追われているお母さんは出かけることもままならずストレスが溜まりがち。自宅でもできるストレス解消法として、湯船に15分以上浸かる、ヒーリング音楽をかけるなど小さなことから始めましょう。ヒーリング音楽や自然音楽、クラシック音楽などYouTubeに豊富にあります。是非探してみてください。

対策5:整体に通う

出産後の体型にお困りの方は多いことでしょう。産後矯正や骨盤矯正など、出産による体の変調を整えるため整体に通う場合もあると思いますが、体の歪みやバランスが調整されることでつらかった頭痛から解放されたという事例もあります。
もちろん、院によって施術方針などは異なりますので、口コミや体験談など信頼できるSNSの投稿などを参考にしながら探してみるのもいいかも知れません。子育て中の人にはうれしいキッズスペース完備の院なども最近増えてきています。

headache2

まとめ

頭痛は誰にとってもつらいもの。それが授乳中の忙しい方にとってはなおさらのことでしょう。
100パーセント頭痛が改善する方法があれば紹介したいところですが、そんな魔法のような方法はもちろんありません。自身に合った頭痛対策を、時間をかけてゆっくり試しながら探すことが大切です。

身体的なことばかりでなく、頭痛の原因は精神的な要因も大きく関わります。ひとりだけで悩まず、是非身近な人にも相談しながら自分に合った方法を見つけてみてくださいね。

VERY掲載おしゃれマタニティ服CHOCOAマタニティウェアCHOCOAのサイトへ

ピックアップ記事

関連記事一覧