妊娠期間別・シチュエーション別で見るマタニティスーツの選び方6選

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ファッション

体調と体型と、短期間で大きく変化する妊娠期間。そのあいだにも家族や友人の結婚式にお呼ばれしたり、お祝いの場に参加しないといけなかったり、お腹の大きい状態でフォーマルシーンに参加するのはなかなかの負担。
今まで着ていたフォーマルスーツは妊娠期間中もちろん着られないし、かといってどんなマタニティスーツを選んでいいのかわからない…。

そんなお困りの人のために、この記事で「妊娠期間別」「シチュエーション別」で上手なマタニティスーツの選び方を6つまとめています。
妊娠していなくても服選びに困るフォーマルなシーン。妊娠中の人はもちろん、これから子どもが欲しいと思っている人も是非参考にしてみてください。

1.妊娠初期(妊娠2ヶ月~4ヶ月ほど)

妊娠初期はまだお腹は出ていませんし、無理にマタニティスーツを選ぶ必要もありません。でも、ウエストがきゅっと引き締まっているようなフォーマルスーツは避けるようにしましょう。
近年、細身のフォルムが流行っていますのでスーツもウエストがシェイプされているものが多くなっています。自分では大した締め付けに感じなくとも、特に妊娠初期はお腹のなかの赤ちゃんはまだまだ体や骨格の形成ができていませんので負担をかけないようにしましょう。
もちろんマタニティ用フォーマルを用意するのもOKですが、それよりは落ち着いたブラックやグレー、ブラウン、ネイビーなどの色柄のワンピースなどを着用するといいでしょう。

つわりのピークを迎える人が多い時期でもあります。くれぐれも無理をせず、欠席するという選択肢があることもしっかりと覚えておきましょう。

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2.妊娠中期(妊娠5ヶ月~7ヶ月ほど)

服の上からでもわかるほどお腹がふくらんできて、マタニティらしくなってくる妊娠中期。
この期間になると一般的なフォーマルスーツやワンピースなどはおすすめできません。お腹にかかる圧力が強くなってしまいますので、なるべくゆったりと動けるマタニティ専用のスーツやウェアを選ぶようにしましょう。

また、服だけではなく靴にも注意が必要です。お腹が出てくると足元の視界も悪くなるとともに、重心が変わってくるため転倒のリスクも高まります。歩きやすく落ち着いた色合いの靴を選ぶようにしましょう。

3.妊娠後期(妊娠8ヶ月~10ヶ月ほど)

いよいよ大きくなったお腹が重たい妊娠後期。フォーマルなシーンはなおさらですが、歩いたり座ったりするのも大変で、少しの外出でもおっくうになってくる時期ですよね。
伸縮性に富んだ、脱ぎ着のしやすいマタニティフォーマルを選ぶのはもちろんですが、体調がきつい場合など無理に参加しないというのも立派な選択肢です。くれぐれも自身の体調とお腹の赤ちゃんを最優先にするようにしましょう。冠婚葬祭にその日参加できずとも、体調が落ち着いてからできることもたくさんありますので安心してくださいね。

4.結婚式などのお祝いごとには

妊娠の期間にもよりますが、マタニティでもおしゃれして参加したい結婚式。マタニティフォーマルはもちろんですが、ゆったりとしたワンピーススタイルなどで参列される人が多くなっています。
近年、通販サイトなどでもデザイン・形状などバリエーション豊富なマタニティスーツが販売されているので是非参考にしてみてください。

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フレアスリーブがエレガントなフォーマルワンピース。妊娠中はもちろん授乳中も、授乳が終わったあとも着られるよう考えて設計されています。

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レースが印象的ながらもすっきりとしたデザイン。こちらも授乳期以降も長く着られるタイプのもの。

マタニティスーツを購入するのももちろん手ですが、例えばマタニティフォーマルのレンタルサービスを活用してみるのもいいかも知れません。マタニティスーツは、通常のフォーマルスーツよりも着る回数が少ないもの。
またレンタルのほかにも、友人や知人に借りてみるのもいいかも知れません。その際にはお礼を忘れずに。

5.弔事にも対応できるものを

基本的にブラックスタイルであればどのようなものを着ていかないといけない、といったことはありません。妊娠期間中はウエストへの負担が少なく、露出の少ないワンピースなどで代用するのも◎。ワンピースに黒のカーディガン、ジャケットを羽織って参列される方も多くいます。
弔事は急に知らされるものですが、特に妊娠後期ともなると対応できる服をすぐ用意できない場合があります。普段着にも使える、シンプルな黒のワンピースなどを持っておくのがおすすめです。

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シンプルかつ上品なワンピース。胸パッドが入っており、締め付けがつらい時期にもノンストレスで着用できます。

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ウエスト部分のプリーツがポイントのシンプルなワンピースは、ラフなコーディネートはもちろん羽織ものや小物できれいめにも対応できるアイテム。

祝い事と違い、自身の精神的な悲しさなどももちろんかかってきますし「こう振る舞わないといけない」というプレッシャーもどうしても大きくなりがちです。妊娠中は心身がデリケートになっていますから、体調にも影響を及ぼしかねません。少しでも負担を減らせるよう、動きやすく締め付けの少ない、楽に過ごせる服装を準備しておくと良いでしょう。

6.ビジネスシーンでは

妊娠後期までバリバリ働く妊婦さんも増えています。
営業職や事務職辺りだと、指定の制服やフォーマルな服装がルール付けられている会社も少なくありません。ビジネスシーンで利用できる伸縮性の高いマタニティスーツも多く販売されており、大手のフォーマルスーツ販売店でも置いてあるところも珍しくありません。着心地が大切なので、実際に試着してみてから購入することをおすすめします。
マタニティビジネススーツがどんなものか販売店で試着してみて体感し、そのあと販売店には置いていないような自分好みのデザイン・フォルムのスーツを探してみるのもいいかも知れませんね。

指定された制服がなくオフィスカジュアルで問題ない場合、白シャツやスラックスなどのきれい目なアイテムを持っておくと便利です。仕事ではもちろん、コーディネート次第でフォーマルなイベントにも休日にも使えます。

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マタニティパンツとは思えないきれいなラインのスラックス。コーディネート次第でオンオフ両方幅広く対応できます。

マタニティスーツ、フォーマルの相場

フォーマルシーンや冠婚葬祭で活躍するマタニティスーツやマタニティフォーマル。気になるのはその値段ですよね。

  • マタニティスーツ(上下セット)・・・10,000円〜30,000円程度
  • マタニティワンピース・・・3,000円〜20,000円程度
  • マタニティオーバーオール・・・3,000円〜30,000円程度
  • マタニティサロペット・・・3,000円〜20,000円程度

上記が一般的な相場ですが、メーカーやブランドによるため差があります。
デザインや生地の好み、お気に入りのメーカーやブランドなどさまざまなニーズがあるはずですので、予算との兼ね合いも考慮しながら絞っていきましょう。
最近は通販でもマタニティスーツのバリエーションが豊富なので、デザインも価格も納得できるものをきっと見つけられるはず。

まとめ

マタニティスーツの選びかたを、妊娠期間別・シチュエーション別で紹介しました。
急な冠婚葬祭の場面や色んなシーンで使える柔軟性の高いマタニティスーツやワンピースを1着持っていると、慌てたりバタバタしたりすることがなくなるかも知れません。
この記事の情報を参考に、あなたに合ったマタニティスーツを是非探してみてください。

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