時期と季節で変わる!失敗しないマタニティパジャマ選びのポイント3つ

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ファッション

授乳や診察がしやすいマタニティパジャマは、多くの妊婦さんが用意する定番品の一つになっています。膝丈ワンピースやチュニックのような形で、前開きだったり、授乳口が付いていたりするのが一般的。
基本的にはこの2点を押さえておけば大きな失敗をすることはありません。しかし、実際に選んで買おう思うと、季節や妊娠週数との兼ね合いもあるので「どれがいいの?」と悩んでしまうことも多いでしょう。
今回はそんな人のために、より細かく、マタニティパジャマ選びのポイントを紹介していきます。

基本の選び方とポイント

まずは、基本的なマタニティパジャマの選び方を確認しておきましょう。

  • ワンピースタイプやチュニックタイプなど丈が長いものが基本
  • ボトムスはサイズ調節できるものが人気
  • 洗い替えも考えて2,3枚は用意する
  • ハンカチやナプキンを入れられるので、ポケット付きが便利
  • 病院で形状を指定している場合もあるので、購入前に要確認

産前産後の入院中はたびたび診察や処置が行われるため、ズボンなしでも動ける膝丈くらいのマタニティパジャマが便利です。また、帝王切開の場合は術後しばらくの間お腹の傷が痛むので、ズボンが履けない場合もあります。そのような場合はやはり、丈の長いパジャマがベストです。
対してボトムスは、妊娠出産で大きさの変わるお腹周りに合わせてウエスト部分などが伸縮性に富んでいるものオススメ。ゴムにボタンなどの留め具がついていて、長さ調整できるようになっているものもありますよ。

また、マタニティパジャマは洗い替えとして最低2枚は必要になりますが、産後すぐは悪露(生理のような経血がしばらく出る)や赤ちゃんの吐き戻しがあるため、予備も含めて3枚用意しておけると安心です。このとき、部屋着のようなデザインのものも入れておけると、来客用としても使えます。お見舞いに来てくれる予定などがある人は、参考にしてみてください。

そして、マタニティパジャマ選びはコスパも重要ですが、素材にも気をつけて。妊娠・出産を機に肌が敏感になる人も少なくないためです。綿やコットンなどの天然素材のほうが優しい肌触りになっています。さらにパジャマのデザインも、毎日着るものなのでできれば気に入ったもののほうがいいでしょう。慣れない入院生活のモチベーションアップに繋がりますよ。

上記の記事でもパジャマのタイプ別特徴やパジャマそのものについて書かれているので、ぜひ読んでみてくださいね。

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妊娠週数とマタニティパジャマ

基本のポイントと合わせて、妊娠週数などの「時期」によっても選び方のポイントは変わってきます。マタニティパジャマはいつ買えばいい?いつまで使う?とお悩みの人は参考にしてみてください。

妊娠初期~中期

この時期は基本的に、妊娠前と同じパジャマで充分です。でも、もしお腹周りの締めつけが気になるなら股上の深いズボンに変えてみてください。
個人差がありますが、レギンスのようなタイトなものはつわりやお腹の張りにつながることもあります。なんらかの症状を感じる場合は、ステテコやスウェットのようなものに変えるのも一つの方法です。

妊娠後期

産後も使えるので、どんどんお腹が大きくなる妊娠後期になったらマタニティパジャマに切り替えていきましょう。ズボンのウエストだけでなく、トップスのお腹まわりや胸まわりもだんだんきつくなっていくからです。
サイズは「マタニティ」表記のある、妊娠前と同じサイズを選べば大丈夫。全体的にゆったりとしたシルエットのデザインが多いので、体重増加が多めでもあまり心配はいりません。

入院中

陣痛が始まり入院すると、マタニティパジャマはほぼ必須です。出産後も一日中マタニティパジャマで過ごします。このときは、妊娠後期に着ていたものをウエスト調整しながら使う人がほとんどでしょう。
妊娠中は使わなかった授乳口も、赤ちゃんにおっぱいをあげはじめるので毎日数時間おきに活躍するようになります。
機能面でのポイントは、前項の基本の選び方を参考にしてください。ただし、まれに病院で入院着をレンタルしていることもあるので、入院説明や母親学級などの機会で事前に確認してくださいね。

退院後

退院してからは特にパジャマの指定があるわけではないので、自分の過ごしやすい、好きな服装を選んでOK。しかしやはり授乳に便利であること、産後の体型が戻るのにしばらくかかることなどから、半年~1年はマタニティパジャマを着ている人が多いようです。
出産の時期によっては、産後にマタニティパジャマを買い足すこともあります。先取りで買い足し用のパジャマを用意してしまう人もいますが、実際に使ってみて「もっとこういうパジャマがいいな」という感想が出てくるかもしれません。必要になってから、そのときの希望に合わせて選ぶほうが失敗しにくいですよ。

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季節ごとの選び方

最後に、季節ごとに押さえておきたいマタニティパジャマ選びのポイントを見ていきましょう。
特に、病院内は新生児の過ごしやすさも考えてしっかり空調を効かせていることが多いので、想像よりも涼しかったり、暖かかったりします。可能であれば、事前に病棟や病室の室温について確認しておくと安心です。

7,8,9月くらいの夏が出産予定なら、マタニティパジャマは半袖を買いましょう。真夏だと半袖でも暑そうだと感じるかもしれませんが、前述したように病院内は体温調節の苦手な赤ちゃんに合わせた環境になっているので大丈夫です。
逆に冷房負けしてしまいがちな人は、長袖の羽織や長袖ズボン、レッグウォーマーの用意をしておいてもいいかも。

また、妊娠中の夏パジャマ選びに悩む人も多いですよね。妊娠中は普段より暑がりになってしまう傾向があり、汗をたくさんかくからと薄着にしてしまいがち。でも、そのまま冷房や風に当たってしまうとかえって身体が冷えてしまいます。冷えはお腹の張りにつながることもあるので注意が必要です。
汗をかいたらこまめに着替える、レッグウォーマーで足首を温める、といった対策を取ってみてください。

冬の時期は、地域にもよりますがとにかく夜中の授乳が寒いです。
病院のように24時間ずっと快適な室温を保てる環境ならいいですが、そうでない場合は裏ボアなどの温かい生地が大活躍。授乳口も必須です。
温かい時期は前開きパジャマで代用する方もいますが、真冬だと首元やデコルテがかなり冷えます。ただでさえ睡眠不足続きで体力が落ちている状態なので、ここはしっかりと防寒してくださいね。

入院中の病院は、夜中でもしっかり暖房がついていて快適です。寒さに震える必要がなくて嬉しいことなのですが、その場合、もこもこ系のマタニティパジャマでは暑くなってしまいます。秋・春物の綿生地、ネル素材くらいのものが、入院中は過ごしやすいかもしれません。
自宅では寒い薄手の長袖も春になればしっかり活躍してくれるので、妊娠中の秋頃から用意しておいてもいいでしょう。

また、冬以外のシーズンに出産して冬のマタニティパジャマ買い足しを迷っている人は、上着などで対応できないか検討してみてはいかがでしょうか?
ボトムスの下にレギンスを重ね履きするのもオススメ。モコモコ素材はワンシーズンしか使わないので、代用できるもので済ませられると経済的です。

春&秋

春・秋の時期も空調が効いている病院ではどちらかというと暑く感じやすいので、マタニティパジャマはしっかりした生地より薄手の生地を選ぶのがオススメ。もし寒いようなら、カーディガンやレッグウォーマーなどを重ねて脱ぎ着で調整していきましょう。

退院後も、授乳口が便利なので夏以外は卒乳まで長袖マタニティパジャマが活躍してくれます。マタニティとして着ていたハーフパンツや七分パンツも体型が戻るまでの間重宝するので、1年くらいは残しておいてもいいかもしれません。長ければ3シーズン以上着れることもあるので、素材やデザインにこだわって選んでみてもいいと思いますよ。

まとめ

いろいろなマタニティパジャマがネットや店舗で販売されているので、実際に買おうと思ってもどれを選んでいいか迷ってしまいますよね。
個人差や地域差もあるので一つのオススメに絞ることはできませんが、紹介してきた機能・時期・季節のポイントを参考にしながら、自分にあったマタニティパジャマを探してみてください。

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