お宮参りはいつ?日程は絶対守るべき?お宮参りの疑問を徹底解説!

omiyamairiday
暮らし

赤ちゃんが生まれると、赤ちゃんのお世話だけでなく様々な行事が目白押し。お七夜にお宮参り、お食い初めにハーフバースデー、初節句、そして1歳のお誕生日。
特に初めての通院以外の外出になるという人が多い宮参りは、家族にとっては重大な関心ごとです。

そこで今回は、赤ちゃんのお宮参りの日程や方法等をわかりやすく解説します。

  • お宮参りはいつ?
  • 日程は絶対なの?
  • 神社の選び方は?
  • 誰が参加するの?
  • 費用はいくらかかるの?
  • 写真とお宮参りは同日にすべき?

こんな疑問を抱いている人はぜひ参考にしてくださいね。

お宮参りはいつすべき?決められた日程は絶対なの?

まずは、お宮参りをいつすべきなのかを解説します。お宮参りの日程について知りたい方はこちらだけ読んでいただければオッケーです。

お宮参りの日程は?いつすべき?

お宮参りは初宮参りとも呼ばれ、一般的には生後1ヶ月程度に行うものとされています。男の子は生後31日、女の子は生後32日とされている地域が多いようです。
ただし、地域や神社によって日程が異なるので、お住まいの地域のしきたりを尋ねてみるとよいでしょう。豪雪地帯では、生後31日や32日ではなく、生後100日に行われることもあります。

日数のカウント方法は、生まれた日を1日目として数えるので、1月1日に生まれた男の子の場合は1月31日がお宮参りの日、ということになります。女の子は2月1日です。
実際には、母親と赤ちゃんの産後1ヶ月検診が終わり、外出の許可が出てから行うことになります。

赤ちゃんや参加者の体調、天候によって日程は柔軟に

ただし、これらの日程に必ずしも行わなければならないというわけではありません。
まず優先すべきは赤ちゃんの体調や天候。赤ちゃんの体調が良くない時は必ず中止すべきです。また、0度を下回る寒さの厳しい日や、酷暑日等も避けましょう。赤ちゃんは大人よりも体温調節機能が弱いので、低温、高温の日は避けることをおすすめします。
それから、母親の体調も非常に重要です。産後1ヶ月は産褥期といって、出産によってダメージを受けた体を回復させる期間です。人によっては1ヶ月経過しても不調が続くことがあるので、体調が思わしくない時は躊躇なく延期しましょう。

omiyamairiday2

VERY掲載おしゃれマタニティ服CHOCOAマタニティウェアCHOCOAのサイトへ

お宮参りは氏神様に行こう

では、お宮参りはどの神社に行けばよいのでしょうか。
一般的には、「氏神様」にご挨拶に行くこととされています。氏神様に無事に生まれたことを報告し、感謝した上で健やかな成長を願うのです。
氏神様とは、地域の神様、もしくは一族の神様のことをいいます。昔から初詣といえばこの神社、というように氏神様への参拝が習慣化している場合は、その神社に詣でるとよいでしょう。

ただし、必ずしも氏神様に詣でなければならないというわけではありません。近年は核家族化が進んでおり、親の代から上京している、夫婦共に地元を離れているという場合は、近所の神社でも問題ありません。

お宮参りで行うことと必要な費用、参加者

次に、お宮参りの際に行うことと用意するお金、参加者の範囲について説明しますね。

お宮参りでは参拝、もしくは祈祷してもらう

お宮参りの目的は、無事に生まれたことへの感謝と、健やかな成長の祈祷です。初詣のように参拝するだけという場合と、祈祷してもらう場合の2パターンがあります。祈祷は社殿内に入り、神主に祝詞を上げてもらいます。その場合は予約が必要なケースもありますので、神社にあらかじめ問い合わせておきましょう。

参拝・祈祷にかかる費用

参拝や祈祷の際にかかる費用は以下の通りです。

  • 参拝……お賽銭
  • 祈祷……初穂料5,000円から5万円

参拝の場合は、一般的なお賽銭を用意すれば問題ありません。祈祷の場合は、初穂料を納めます。初穂料の相場は、祈祷の長さや巫女の人数によって異なりますが、最低でも5,000円、高ければ10万円を超えることもあります。

お宮参りの参加者

お宮参りの参加者は、以下の4パターンが想定されます。

  • 夫婦だけ
  • 夫婦とそれぞれの祖父母
  • 夫婦と父方の祖父母
  • 夫婦と母方の祖父母

昔は、「赤ちゃんの父親とその祖父母」が参加して、赤ちゃんを抱っこするのは父方の祖母という風なしきたりが多く見られました。これは昔、出産により赤不浄と呼ばれる穢れが発生すると考えられており、その産忌が明けていないうちは参拝しないものとされていたためです。
しかし、今はライフスタイルや家族のあり方が大きく変化しており、穢れの概念も薄れていることから、ひとつのお祝い事としてお宮参りを行う家庭がほとんどです。しきたりに強くこだわらなくてもよいでしょう。

omiyamairiday3

参加者別に解説!お宮参りの服装

次に、お宮参りの服装を解説します。お宮参りに何を着ていけばいいか分からない人はぜひ参考にしてください。

赤ちゃんは祝い着やベビードレス

お宮参りの際、赤ちゃんは「祝い着」とよばれる着物を着るのが正式とされています。白羽二重という白い着物と色のついた掛け着のセットです。ベビー用品店や通販でも販売されていますのでチェックしてみるとよいでしょう。
最近では、祝い着にこだわらずベビードレスを着せる人も増えています。どちらにするかは、両親の気持ち次第。おふたりが着せたいと思う服装にするのが一番です。

母親は着物かスーツ、ワンピース

赤ちゃんが着物の場合は、母親も着物を着ると相乗効果でぱっと場が華やぎます。
ただし、必須ではありません。産後1か月の出産と新生児育児を乗り越えた母親にとって長時間の和装は大きな負担になるので、着やすいスーツやワンピースでも全く問題がありません。着物は授乳も大変なので、母親と赤ちゃんが快適に過ごせる服装にしましょう。

父親は妻に合わせたスタイルを

母親がカジュアルなスタイルの場合は、父親もカジュアルに。母親がスーツやフォーマルワンピースを着ている場合は、父親もスーツを着用しましょう。「夫婦どちらかだけフォーマル」というような統一感がないスタイルにならないように気を付けるだけでオッケーです。

お宮参りと写真撮影は同日?それとも別?

お宮参りとセットで行いたいのが、写真撮影です。ご家族がカメラで撮影してもよいですが、せっかくの機会なので写真館で本格的に撮影したいと考える人も多いのではないでしょうか。
多くの写真館で、写真撮影をして衣装をレンタルしたまま参拝を行ったのち衣装を返却するというコースを設けています。赤ちゃんの着替えが一度で済みますし、外出回数も抑えられるとあって、人気を集めているコースです。
ただし、外出に慣れない赤ちゃんが長時間祝い着をきて過ごすのは大変。おむつ替えや、授乳、お昼寝などのライフサイクルもありますので、無理そうであれば別の日でも構いません。
どうしても1日で済ませたい場合は、ご家族が撮影する、もしくはプロにお願いして神社で撮影してもらうとよいでしょう。

omiyamairiday4

まとめ

お宮参りは、生後31日か32日に行うことが一般的とされていますが、地域によってしきたりが異なります。また、赤ちゃんや母親の体調、天候や気温を考慮して日程を変更しても問題ありません。大切なのは、全員が無理なく参加できること。地域によっては生後3か月前後で行うこともあるので、あまり神経質にならず全員の体調や気温を考慮してゆとりある日程を組みましょう。
産後は赤ちゃんにとっても母親にとっても、外出は大変で大きなストレスになります。頑張りすぎず、全員が笑顔で過ごせるような日程、スタイルで臨むといいですよ。
写真撮影も、必ずしも同日である必要はありません。母子の体調を最優先に無理をしないスケジュールにしておきましょう。

VERY掲載おしゃれマタニティ服CHOCOAマタニティウェアCHOCOAのサイトへ

ピックアップ記事

関連記事一覧