なんで?どうする?赤ちゃんが泣き止むための原因&対応策を知ろう!

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お世話

意思の疎通が取れない赤ちゃんのお世話は一筋縄ではいきません。電車や病院などの「避けられない公共の場で大泣きし続ける」「夜中急に泣き出して何をしても泣き止まない」なんて経験はありませんか?
あたふたしているうちに、不安、申し訳ない、イライラ、といったネガティブな気持ちになってしまったり、「なんで?どうして?」が積み重なり、悲しみや不安を感じてしまったりする人も少なくはありません。
でも、大丈夫。ちょっとしたテクニックや考え方を知ることで、泣き止まない赤ちゃんとの付き合い方は変えられますよ。

赤ちゃんは泣くのが仕事!

赤ちゃんは、「気づいてほしい、お世話してほしい」という気持ちを泣くことで訴えます。そのため、ずっと泣き声を聞いていると「大丈夫かな?いいのかな?」という気持ちになるのは、当然のことです。
さらに、静かにしてほしいのに泣き続けていたり、何をしても泣き止まなかったりといったことが続くと、イライラしてしまうこともあるでしょう。大人の都合なんてお構いなしに泣き続けますから、辛くならないわけがありません。
でも、そんな感情は、一生懸命赤ちゃんと向き合っていることの証でもあるのです。そして、多くの人が経験し抱える悩みでもあります。この機会に、うまく乗り切れる方法をどんどん見つけていきましょう!

環境の影響も大きい

ちなみに、赤ちゃんの泣き声が辛いというお母さんの大半は、周りの目を気にしている傾向が強めです。

  • 隣近所の住人
  • 公共の場
  • 同居の家族

アパート住まいで隣や上下階に音が響きやすい、電車やバスに乗ることが多い、生活リズムの違う家族がいる、といった環境だと、どうしてもほかの大人に気を使わなくてはいけませんよね。もちろん、周囲の人への気配りが出来るというのは、とても素晴らしいことです!
また、過去に赤ちゃんの泣き声を注意された経験から、過剰に周囲への気遣いをして反応を伺ってしまうケースも少なくありません。男性よりも女性のほうがこの傾向は強いという特徴が。
環境は感じ方に個人差が出る部分なので、気にしている部分があるかないか、パートナーや家族とぜひ共有してみてください。

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なんで泣いているの?

赤ちゃんが泣き止まない原因の基本的な理由には、以下の5つが挙げられます。まずは当てはまるものがないか確認してみましょう。

お腹が空いている

母乳をしっかり飲ませているのに泣き止まないときは、ミルクを足してみるといいかもしれません。

飲みすぎやウンチでお腹が張っている

しかし、赤ちゃんは満腹感が分からないので飲みすぎてしまう場合も。飲みすぎが原因でお腹が張って泣き続けることもあるので、見極めは困難です。普段からオムツを交換するとき、お腹がいつもより張っていないか見たり触れたりしてみて。

暑い・寒い

寒暖差に対しても赤ちゃんはとてもデリケート。素肌に触れてみて、いつもより少しでも身体が温かいかな?と感じたら服を一枚脱がせてみてください。泣き続けていると体温が上がるので、これだけでも意外と効果が出ます。
逆に、寒くて泣き続けている場合も。夏でも冷房で手足が冷えてしまうので、環境に合わせて服や掛け物を一枚プラスするといいですね。

オムツなどが汚れている

オムツの湿り気が気持ち悪くて泣き止まない場合もあります。替えたばかりだとしても念のため見てみましょう。

体調が悪い

体調が悪い場合は、普段と泣き方が違うことが多いようです。とはいえ、分からないことだらけで不安を抱えながら育児していると、聞き分けはなかなかできないもの。
まずは、熱がないか体温計で測りましょう。泣くことで体温が上がることも多いので、38℃が救急の目安とされています。次に、鼻水・咳・下痢がないかもチェック。そして、可能であれば小児科を受診してください。
もし、判断が難しい、悩むという場合は、小児救急電話相談「#8000」の利用がオススメです。急を要する状態かどうかを判断してくれますし、そうでない場合も自分以外の人にアドバイスをもらえることで、心強さを感じられますよ。

安心感を求めている場合も

上に挙げた基本的な原因を確認してみても泣き止まない場合は、赤ちゃんが安心感を求めているのかもしれません。
いつもお世話してくれる人と一緒がいい、お父さんの抱っこがいい、遊んでほしいなど、安心できるポイントは赤ちゃん個人や月齢、タイミングなどでの差がかなり出ます。試行錯誤を繰り返しているうちに、その子なりの傾向や好みがなんとなくつかめてくるようになるでしょう。
また、赤ちゃんの不安と「眠いけど寝れない」はリンクしていることも少なくはありません。寝かしつけのときに、添い寝や抱っこで安心感を満たしてあげるとスムーズに眠りやすいのもそのため。
眠くなってからの行動や流れをある程度決めてみるのも、赤ちゃんに安心感を与える方法の一つです。オムツを変えて授乳をしたらベビーベッドに入ってトントン、のようにやりやすい流れを作ってみて。

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泣き止まない赤ちゃんへの対応

なかなか泣き止まない赤ちゃんに対応するコツは、刺激と安心感です。もちろん強すぎる刺激は逆効果なので、「安心感のある刺激」が理想と言えるでしょう。ここからは、具体的な対応策を5種類、紹介していきます。

動く

赤ちゃんは、不思議なくらいお散歩が大好き。それは、動く景色、様々な音、風など、あらゆる刺激にあふれているからです。天気や時間の都合がつくなら、ぜひベビーカーや抱っこで近所をお散歩してみましょう。意外と大人のリフレッシュにも繋がります。
もし時間や環境的に歩くのが辛いなら、ドライブに出かけてみても。散歩ほどではありませんが、窓から見える風景や聞きなれない環境音を楽しめるので、泣き止む赤ちゃんも多めです。また、車の揺れる振動も心地良さのポイントです。なるべく、信号待ちの多い街中より、郊外のゆったり走れる道路を選んでみましょう。
散歩もドライブも行けない!という場合は、室内お散歩や、スクワットなんかも効果的です。室内お散歩の場合は赤ちゃんに声掛けをしながらやってみると、お互い楽しくなりますよ。スクワットも赤ちゃんに心地よい揺れが伝わります。筋トレを兼ねて、いかがですか?

大人がリラックスする

言葉がわからない赤ちゃんは、大人の表情や仕草などの雰囲気から気持ちを汲み取るそうです。赤ちゃんが泣き始めると、泣き止ませなきゃ!と気張ってしまいがちですが、マイナスな雰囲気を出してしまっていたら…。泣き止むのに必要な「安心感」が無くなってしまいます。
そもそも、赤ちゃんは泣くものです。泣くことで筋肉や肺を使い、鍛えているというアドバイスもあるほど。多少なら泣かせても大丈夫!と大きく構えているほうが、赤ちゃんも安心して泣き止めるでしょう。
また、ずっと同じ空間で一緒に過ごしていると煮詰まってしまいがちなので、赤ちゃんを安全な環境に置き、トイレや別室でクールダウンするという方法もありますよ。家族の協力が必要な場合もあるので、相談してみてください。

環境を変える

赤ちゃんを泣かせておけない環境も実在しますよね。家で疲れて寝ている家族がいる、公共交通機関を利用している、なんてシチュエーションは珍しいものではありません。
そんな時は赤ちゃんを泣き止ませることに神経を削るよりも、思い切って環境を変えてしまうほうが効果的。

  • 外に出る
  • 別室へ移動する
  • 移動手段を変える
  • 引っ越す

状況や条件によってできること、できないことはありますが、車を用意する、寝室を分ける、1階角部屋へ引っ越すなど、子育てしやすい環境を作ってみてはいかがでしょうか。
赤ちゃんがギャン泣きして泣き止まずに困るのは長くても2,3年のことですが、その後も子どもは走ったり飛んだり叫んだり、なにかと賑やか。多少の負担はあっても、長期スパンで見ると損ではないはずです。

歌や音楽

あやし方の定番である歌も、ギャン泣きに効果を発揮します。童謡や歌謡曲の中からいくつかお気に入りの泣き止ませソングを見つけておけると、かなり便利。
なにも思いつかないときは、大人が好きな曲や、Eテレの子供向け番組からセレクトしてみてください。ゆったりとした優しい曲が好きな子もいれば、アップテンポの元気な曲が好きな子も。歌詞を子どもの名前や仕草に置き換えアレンジして歌うと、大人も楽しめますよ。

また、スマホで見られる動画サイトの赤ちゃん向け映像も役立ちます。寝起きで超不機嫌なときにつけると一発で泣き止んでくれますよ。ダラダラ長時間見せたり、一日に何度も見せたりしてしまわないよう、ここぞ!というときの奥の手にしておくといいでしょう。ハイハイできるくらいの月齢になると、スマホを見つけて自分から「動画を見せて!」とアピールしてくるようにもなるので、ホーム画面のロックもお忘れなく。

オモチャ

仕掛けや音が楽しい、泣き止ませ用のオモチャも数多く販売されていますね。
しかし、赤ちゃんは驚くほど飽きるが早いもの…。決して安くはないオモチャを用意しても、効果があるのは最初の数回だけ、なんてことも珍しくはありません。なので、身近なものを活用して泣き止ませオモチャにしてしまうのがオススメです。

  • 袋や新聞ガサガサ
  • うちわ
  • 空き箱

ただし、赤ちゃん専用のグッズではないので、破損や口に含んでの怪我が無いよう、絶対に目は離さないように。チャイルドシートやベビーカーのように目が届かない状態で持たせるものは、きちんと安全性が確認されたオモチャにしましょう。
鏡は裏表で”いないいないばあ”もできます。うちわは軽く顔を仰いであげるとハッと泣き止む赤ちゃんが多いようです。空き箱をトントンしたり中にオモチャを入れたり、工夫次第で目新しい遊びになりますよ。

ほかに、道具無しで遊べる技も!

  • アワワワ
  • くすぐりツンツン
  • 変顔

うちわの代用で、顔にフッと息を吹く方法もあります。アワワや変顔は、赤ちゃんにやってもいいですし、大人がやっても効果あり。ちょっと気持ちを切り替えたいときなんかに、お試しあれ。

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まとめ

言葉を話せない赤ちゃんが泣くのは当然のこと。泣き止ませなきゃと焦る必要はありません。
しかし、社会で生活していくうえで、静かにするべき場面も度々ありますよね。そんな時はなぜ泣いているのか客観的に考えつつ、安心感と適度な刺激であやしてみましょう。
また、家族や育児の先輩、保健師さんなどと方法を共有すると、お互い気づきや学びがあるかもしれませんよ。

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